「自宅でもう少し収入が増えたらな…」そう感じていませんか？実は、在宅で働きたいと考えている主婦の方は7割以上もいるんです。でも、特別なスキルもないし、何から始めたらいいか分からない…と一歩踏み出せない方も多いですよね。
この記事では、特別なスキルがなくても始められる内職から、スキルを活かして月5万円以上を目指せる仕事まで、2024年の最新情報をランキング形式でお伝えします。読み終わる頃には、「これなら私にもできそう！」と、具体的な一歩が見えているはずです。
在宅で稼げる内職はどれ？自分に合った仕事を見つける準備
在宅で稼ぎたいと思っても、やみくもに探し始めると「思っていたのと違う…」なんてことになりがちです。そうならないためにも、まずはどんな種類の内職があるのか、そして「稼げる内職」にはどんな特徴があるのかを知っておくことが大切なんです。
自分にぴったりの仕事を見つけるための準備運動、ここから一緒に始めていきましょう。
【タイプ別】あなたはどっち？在宅内職の主な2種類
在宅でできる内職は、大きく分けると2つのタイプがあります。どちらが自分に向いているかを知ることで、仕事選びがグッと楽になりますよ。
あなたはコツコツ作業が得意なタイプですか？それとも、自分のスキルを活かしてしっかり稼ぎたいタイプでしょうか？
内職の2大タイプ
- 手作業・単純作業系
- スキル・知識活用系
この2つのタイプは、求められることや収入の目安が大きく異なります。まずはそれぞれの特徴を理解して、自分がどちらの働き方をしたいのかを考えてみましょう。
自分に合ったタイプを選ぶことが、長く続けるための第一歩になります。
テレビを見ながらでもできる「手作業・単純作業系」
こちらは、特別なスキルや経験がなくてもすぐに始められるのが最大の魅力です。シール貼りや袋詰め、データ入力など、マニュアル通りにコツコツ進める作業が中心。
単価は低めですが、「何も考えずに黙々と作業するのが好き」という方にはぴったりです。家事や育児の合間など、ちょっとしたスキマ時間を使ってお小遣いを稼ぎたい方におすすめですね。
私も最初は「本当にこんなことでお金になるの？」と半信半疑でしたが、月末に数千円でも振り込まれると、すごく嬉しかったのを覚えています。
月5万円以上も夢じゃない「スキル・知識活用系」
これまでの経験や学習したスキルを活かして働くタイプです。Webライティングやデザイン、動画編集などがこれにあたります。
最初は少し勉強が必要な場合もありますが、その分、単価が高く、頑張り次第で月5万円、10万円と収入を増やせるのが大きなメリット。将来的にフリーランスとして独立することも視野に入れられます。
「ただのお小遣い稼ぎで終わりたくない」「やりがいのある仕事でしっかり稼ぎたい」と考えているなら、こちらのタイプが断然おすすめです。
稼げる内職と稼げない内職の決定的な違いとは？
同じように在宅で働いていても、なぜか収入に大きな差が生まれること、ありますよね。その違いは一体どこにあるのでしょうか。
実は、「稼げる内職」には共通するポイントがあるんです。ここを知っておくだけで、仕事選びの失敗をグッと減らすことができますよ。
稼げる仕事の共通点
- 単価が高い
- 専門性がある
- 継続性がある
この3つのポイントが、収入を大きく左右します。特に「単価」と「専門性」は密接に関係していて、誰にでもできる仕事より、少しスキルが必要な仕事の方が高単価になる傾向があります。
継続して仕事があるかどうかも見逃せないポイントですね。
「時間単価」で考えるのが稼ぐための近道
内職を探すとき、つい「1件〇円」という単価だけを見てしまいがち。でも、本当に大事なのは「時給に換算するといくらになるか」です。
例えば、1件1円のシール貼りを1時間に300枚できれば時給300円。一方、1件3000円の文字起こしに3時間かかれば時給1000円です。
どちらが効率的に稼げるかは一目瞭然ですよね。常に「この仕事は自分の時間をいくらで売っているんだろう？」と考えるクセをつけると、自然と稼げる仕事を選べるようになります。
誰でもできる仕事は、やっぱり単価が低い
残念ながら、これが現実です。スキル不要で誰でも簡単に始められる仕事は、ライバルも多く、発注者側も安くお願いできるため、どうしても単価が低くなりがちです。
もちろん、お小遣い稼ぎと割り切るなら問題ありません。でも、「月5万円稼ぎたい」という目標があるなら、少しだけ専門性のある仕事にチャレンジしてみるのがおすすめです。
最初は大変かもしれませんが、スキルが身につけば、それは一生モノの財産になりますよ。
主婦・学生でも大丈夫！内職を始める前に知っておきたいこと
「よし、内職を始めてみよう！」と思っても、いくつか準備しておくとスムーズに進められることがあります。特に、家事や育児、学業と両立させたい主婦や学生さんにとっては、事前の心構えが成功のカギを握ると言っても過言ではありません。
安心してスタートするために、3つのポイントを確認しておきましょう。
始める前の心構え
- 目標金額を決める
- 作業時間を確保する
- 家族の理解を得る
この3つを事前に考えておくだけで、モチベーションの維持やトラブルの回避につながります。特に「家族の理解」は意外と見落としがちですが、在宅で仕事をする上ではとても大切。
事前に話をしておくことで、応援してもらいやすくなりますよ。
まずは「月いくら欲しいか」目標を立てる
「なんとなく稼ぎたい」という漠然とした状態だと、途中で挫折しやすくなります。「子どもの習い事代として月1万円」「自分の美容代として月3万円」のように、具体的な目標金額と使い道を決めてみましょう。
目標が明確になると、どのくらいの単価の仕事を、どれくらいの量こなせばいいかが見えてきます。ゴールが見えていると、日々の作業もゲーム感覚で楽しく続けられますよ。
1日どれくらい作業できるか現実的に考える
「やる気はあるから大丈夫！」と意気込んでも、実際に使える時間は限られていますよね。特に主婦の方は、急な子どもの発熱などで予定通りに進まないことも多いはず。
まずは「子どもがお昼寝している間の1時間」「家族が寝た後の2時間」など、確実に確保できる時間を洗い出してみましょう。無理のない計画を立てることが、長く続けるコツです。
最初は短時間から始めて、慣れてきたら少しずつ時間を増やしていくのがおすすめです。
【2024年最新】稼げる内職おすすめランキングTOP10
お待たせしました！ここからは、いよいよ具体的な内職をランキング形式でご紹介します。今回は、「スキル不要でコツコツ稼げる内職」と「スキルを活かして月5万円以上を目指せる内職」の2つの部門に分けて、それぞれTOP5を選んでみました。
あなたの目標やライフスタイルに合った仕事がきっと見つかるはずです。ぜひ、自分ならどれをやってみたいか考えながら読み進めてみてくださいね。
【スキル不要・未経験OK】コツコツ稼げる内職ランキングTOP5
「難しいことは苦手…」「まずは手軽に始めたい」そんなあなたにぴったりの内職を集めました。特別なスキルや経験は一切不要。
パソコンがなくてもスマホだけでできるものもありますよ。自分のペースでコツコツ続けて、着実にお小遣いを増やしていきましょう。
5位：シール貼り・袋詰め
内職と聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがこのシール貼りや袋詰めではないでしょうか。企業から送られてくる資材に、指示通りシールを貼ったり、商品を袋に詰めたりするシンプルな作業です。
テレビを見ながら、音楽を聴きながらでもできる手軽さが魅力。ただし、単価は1枚0.1円～1円程度と低めなので、まとまった金額を稼ぐには根気が必要です。
「無心で作業するのが好き」という方や、内職の第一歩として試してみたい方におすすめです。
4位：アンケートモニター・ポイ活
スマホさえあれば、いつでもどこでもできるのがアンケートモニターやポイ活のいいところ。通勤電車の中や、寝る前のちょっとした時間でポイントを貯められます。
アンケートに答えたり、指定されたサイトで買い物をしたりするだけでポイントが貯まり、現金や電子マネーに交換できます。大きく稼ぐのは難しいですが、月1,000円～3,000円程度なら十分可能。
普段の生活にプラスアルファの楽しみとして取り入れている人が多いですね。私もよく、ネットショッピングの前に経由するのを忘れないようにしています。
3位：フリマアプリでの不用品販売
これは「稼ぐ」と同時に「家の中が片付く」という一石二鳥の内職です。もう着なくなった服や、読まなくなった本、使わなくなったベビー用品など、家の中には意外と「お宝」が眠っているもの。
写真を撮って、説明文を書いて出品するだけなので、誰でも簡単に始められます。相場を調べて値段設定をしたり、丁寧な梱包を心がけたりと少しコツはありますが、慣れれば簡単。
臨時収入として数万円になることも珍しくなく、断捨離のモチベーションにもなりますよ。
2位：データ入力
パソコンを使った内職の定番、データ入力。手書きの書類や音声データなどを、指定されたフォーマットに打ち込んでいく仕事です。
正確さとスピードが求められますが、タイピングが得意な方ならサクサク進められます。単純な入力作業だけでなく、ネットで情報を検索してリスト化するような案件もあり、仕事の幅は広め。
時給換算で1,000円前後になることもあり、コツコツ系の中では比較的高収入を狙えるのが魅力です。在宅ワークの入門編として人気が高いのも頷けますね。
1位：文字起こし・テープ起こし
インタビューや会議の音声データを聞きながら、話している内容をテキストに打ち込んでいく仕事です。データ入力と似ていますが、こちらは「聞く力」も必要になります。
最初は聞き取れない部分があったり、時間がかかったりして大変かもしれませんが、慣れてくるとどんどんスピードが上がっていきます。専門用語が出てくる医療系や法律系の案件は単価が高く、スキルアップすれば時給2,000円以上も目指せる、将来性のある仕事です。
コツコツ作業が好きで、少しずつスキルアップしていきたいという方に最もおすすめです。
【スキルを活かす】在宅で月5万円以上を目指せる内職ランキングTOP5
「お小遣い稼ぎじゃ物足りない！」「自分の力でしっかり稼ぎたい！」そんな意欲のあるあなたには、こちらのランキングがおすすめです。少し専門的なスキルが必要になりますが、その分、高単価でやりがいも大きい仕事ばかり。
未経験からでも学習すれば十分に挑戦可能です。
5位：オンラインアシスタント
企業のバックオフィス業務を在宅でサポートする仕事です。秘書業務、経理、SNS運用、カスタマーサポートなど、業務内容は多岐にわたります。
これまでの社会人経験で培ったスキルを直接活かせるのが大きな魅力。特に事務職や営業アシスタントの経験がある方にはぴったりです。
時給制で安定した収入を得やすく、クライアントと長期的な関係を築けることも多いです。「誰かの役に立っている」という実感を得ながら働きたい方に向いています。
4位：Webデザイン・イラスト制作
Webサイトのデザインや、バナー広告、SNS用のイラストなどを制作する仕事です。センスやスキルが求められますが、自分の作ったものが形になる喜びは格別。
最近では、Canvaのような無料ツールでもクオリティの高いデザインが作れるようになり、未経験から始めるハードルも下がってきています。実績を積めば単価もどんどん上がっていき、自分の名前で仕事ができるようになります。
絵を描くのが好き、ものづくりが好き、という気持ちを仕事にしたい方におすすめです。
3位：ネットショップ運営
自分で作ったハンドメイド作品や、海外から仕入れた商品を販売する仕事です。BASEやSTORESといったサービスを使えば、誰でも簡単に自分のお店を持つことができます。
商品の企画から仕入れ、販売、顧客対応まで全て自分で行うため大変な面もありますが、自分の「好き」をビジネスにできる魅力があります。売上が直接収入になるので、うまくいけば月5万円どころか、本業を超える収入を得ることも可能です。
自分の世界観を表現したい、ビジネスに挑戦してみたいという方にぴったりです。
2位：動画編集
YouTubeやTikTokなど、動画コンテンツの需要は年々高まっており、動画編集者のニーズも急増しています。カット編集やテロップ入れ、BGMの挿入といった基本的な作業から、アニメーション制作のような高度なスキルまで、仕事の幅は非常に広いです。
最初は単価が低くても、実績を積んでポートフォリオを充実させれば、1本数万円の案件も受注できるようになります。今後も市場が伸び続けると予想されており、今からスキルを身につけておいて損はない分野と言えるでしょう。
1位：Webライティング
Webサイトの記事やメルマガ、SNSの投稿文などを作成する仕事です。文章を書くのが好きな方なら、未経験からでも始めやすいのが最大の魅力。
特別な機材も必要なく、パソコン1台あればスタートできます。SEO（検索エンジン最適化）やセールスライティングといった専門知識を学べば、文字単価が1円、2円と上がっていき、月10万円以上稼ぐことも十分可能です。
私自身も未経験から始めましたが、自分の書いた文章で誰かの役に立てることに、大きなやりがいを感じています。在宅で稼ぐスキルを身につけたいなら、まず挑戦してほしい仕事No.1です。
【番外編】スマホだけで完結！スキマ時間におすすめの内職
「パソコンは持ってないけど、スマホなら…」という方も多いですよね。実は、スマホ一台あればできる内職もたくさんあるんです。
ここでは、本当にちょっとしたスキマ時間、例えば電車の待ち時間や子どものお迎えの5分間でもできる、手軽な内職をいくつかご紹介します。
スマホでできる内職
- レシート買取アプリ
- 写真販売
- SNS運用代行
これらは、まとまった収入にはなりにくいですが、チリも積もれば山となります。普段の生活の中で、楽しみながらお小遣いを稼げるのが魅力。
特にレシート買取アプリは、普段捨ててしまうものがお金に変わるので、やらないと損、という感覚で続けられますよ。
内職で月5万円を稼ぐための具体的なステップとコツ
さて、やってみたい内職のイメージは湧いてきましたか？ここからは、実際に「月5万円」という目標を達成するために、具体的にどう動けばいいのか、そのステップとコツをお伝えしていきます。ただ闇雲に頑張るのではなく、正しい方法で効率よく進めることが、目標達成への一番の近道です。
安全な仕事の探し方から、収入をアップさせる秘訣まで、しっかり押さえていきましょう。
安全な内職の探し方｜おすすめ求人サイト・アプリ3選
在宅ワークを探す上で一番心配なのが、「怪しい仕事じゃないかな？」ということですよね。残念ながら、内職を装った詐欺も存在します。
だからこそ、信頼できるサイトやアプリを使って仕事を探すことが何よりも大切です。ここでは、私が実際に使ってみて「ここは安心できる」と感じたサービスを3つ厳選してご紹介します。
おすすめの求人サイト
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
これらのサイトは「クラウドソーシングサイト」と呼ばれ、仕事をお願いしたい企業と、仕事を受けたい個人を繋いでくれるプラットフォームです。お金のやり取りもサイトが仲介してくれるので、未払いの心配がなく安心して利用できます。
業界最大手で案件数も豊富な「クラウドワークス」
日本最大級のクラウドソーシングサイトで、とにかく案件数が豊富です。初心者向けの簡単なタスクから、専門スキルが必要な高単価案件まで、ありとあらゆる仕事が掲載されています。
私も最初の仕事はここで見つけました。サイトの使い方も分かりやすく、サポート体制もしっかりしているので、在宅ワークが初めてという方でも安心してスタートできます。
「まずはどんな仕事があるか見てみたい」という方は、とりあえず登録しておくことをおすすめします。
ライバルが少なめで狙い目？「ランサーズ」
クラウドワークスと並ぶ、大手クラウドソーシングサイトです。基本的な仕組みは同じですが、ランサーズの方がWeb制作やデザインなど、専門性の高い案件がやや多い印象があります。
利用者数がクラウドワークスより少し少ない分、ライバルも少なく、良い案件が見つかりやすいという声も。両方に登録しておいて、自分に合った案件を探すのが賢い使い方かもしれませんね。
自分のスキルを商品にできる「ココナラ」
ココナラは、これまでの2つとは少し違い、自分のスキルや知識を「商品」として出品できるサービスです。「イラスト描きます」「記事書きます」「悩み相談乗ります」といった形で、自分で価格を設定して販売します。
自分の得意なことを活かして、自由に働きたいという方にはぴったりのプラットフォーム。最初はなかなか売れないかもしれませんが、実績や評価が積み重なると、指名で仕事の依頼が来るようになりますよ。
収入アップの秘訣！単価を上げるための3つのポイント
内職を始めてしばらくすると、「もっと効率よく稼ぎたいな」と思うようになるはずです。同じ時間働くなら、収入は多い方がいいですよね。
収入をアップさせるには、作業量を増やすだけでなく、「単価」を上げることが不可欠。ここでは、単価を上げるために意識したい3つのポイントをお伝えします。
単価アップの秘訣
- 実績を積む
- スキルを磨く
- 交渉する
この3つは、自転車のペダルのようなものです。どれか一つだけ頑張ってもダメで、3つをバランスよく回していくことで、収入は着実に上がっていきます。
最初は勇気がいるかもしれませんが、少しずつ意識して行動を変えていきましょう。
まずは実績作り！低単価でも丁寧にこなす
特にクラウドソーシングサイトでは、発注者はあなたの「実績」と「評価」を見て仕事を依頼します。最初のうちは実績がないため、なかなか高単価の案件は受注できません。
だからこそ、まずは単価が低くても積極的に仕事を受け、一つひとつを丁寧に仕上げて「良い評価」を積み重ねることが大切です。これが未来への投資になります。
「この人は信頼できるな」と思ってもらえれば、継続して仕事を依頼されたり、単価アップの交渉がしやすくなったりしますよ。
専門性を高めて「あなたにお願いしたい」を増やす
誰にでもできる仕事から一歩抜け出すには、専門性を高めるのが一番です。例えばWebライターなら、SEOの知識を学ぶ。
動画編集なら、アニメーション制作のスキルを身につける。そうすることで、「他の人ではなく、あなたにお願いしたい」と言われる存在になれます。
専門性が高まれば、当然単価も上がります。今の仕事に関連する分野で、プラスアルファのスキルを身につけられないか、常に考えてみましょう。
勇気を出して単価交渉にチャレンジしてみる
同じクライアントと長く取引していると、「この金額でずっと続けるのもな…」と感じるタイミングが来るかもしれません。そんな時は、勇気を出して単価交渉をしてみましょう。
もちろん、ただ「上げてください」と言うだけではうまくいきません。「〇〇というスキルを身につけたので、今後は△△もできます」「これまで以上に品質の高いものを納品します」といったように、自分ができることとセットで提案するのがコツです。
断られることもありますが、言ってみないと何も始まりません。自分の価値を正当に評価してもらうための、大切な一歩です。
確定申告は必要？主婦・学生が知っておくべき税金の話
内職で収入を得るようになると、気になるのが税金のこと。「確定申告ってしなきゃいけないの？」「夫の扶養から外れちゃう？」など、不安に思う方も多いのではないでしょうか。
難しいイメージがありますが、基本的なルールさえ押さえておけば大丈夫。ここでは、主婦や学生さんが最低限知っておくべき税金のポイントを分かりやすくお伝えします。
税金のチェックリスト
- 年間所得48万円
- 年間収入103万円
- 経費の領収書保管
これらのキーワードが、確定申告や扶養を考える上でのボーダーラインになります。所得は「収入から経費を引いた金額」のこと。
この違いを理解しておくことが大切です。分からないことがあれば、税務署や市区町村の窓口で相談することもできますよ。
年間所得48万円を超えたら確定申告が必要
内職で得た収入から、仕事で使ったパソコン代や通信費などの「経費」を差し引いた金額を「所得」と言います。この所得が年間で48万円を超えた場合、原則として確定申告が必要です。
例えば、年間の収入が60万円で、経費が5万円かかった場合、所得は55万円になるので申告が必要ですね。逆に、収入が50万円でも経費が3万円なら所得は47万円なので申告は不要です。
日頃から経費の領収書はしっかり保管しておくクセをつけましょう。
扶養内で働きたいなら「103万円の壁」を意識する
主婦の方がよく気にされるのが、夫の扶養内で働けるかどうか、ですよね。税法上の扶養に入るためには、あなたの年間の合計所得金額が48万円以下（給与収入のみの場合は103万円以下）である必要があります。
内職の所得が48万円を超えると、夫は配偶者控除を受けられなくなり、結果的に世帯の手取りが減ってしまう可能性も。働き始める前に、一度家族で「どこまで稼ぐか」を話し合っておくと安心ですね。
稼げる内職を始める際の注意点とよくある質問
新しいことを始める時には、期待と同じくらい不安もありますよね。特に在宅ワークは、一人で進めることが多いからこそ、疑問や心配事が生まれやすいもの。
「こんな時どうすればいいんだろう？」と悩んだ時に、このセクションを思い出してください。多くの人がつまずきやすいポイントや、よくある質問をまとめました。
事前に知っておくことで、安心して内職をスタートできますよ。
要注意！「誰でも高収入」は危険？内職詐欺の手口と見分け方
残念なことに、「家で稼ぎたい」という人の気持ちにつけ込む悪質な業者も存在します。「スマホをタップするだけで月収100万円」「誰でも簡単に稼げる」といった、あまりにも美味しすぎる話には注意が必要です。
大切な時間とお金を失わないために、内職詐欺の典型的な手口と、怪しい仕事を見分けるポイントを知っておきましょう。
詐欺の見分け方
- 初期費用を要求
- 連絡先が不明確
- 仕事内容が曖昧
この3つのうち、1つでも当てはまったら要注意です。特に「登録料」「教材費」などの名目で、仕事を開始する前にお金を要求してくるケースは、ほぼ100%詐欺だと思って間違いありません。
甘い言葉に惑わされず、冷静に判断することが自分の身を守ることに繋がります。
仕事の前にお金を要求されたら、まず疑う
これが最も分かりやすい詐欺の手口です。「仕事に必要なスキルを学ぶための研修費」「高単価案件を紹介するための登録料」など、もっともらしい理由をつけてお金を請求してきます。
しかし、まっとうな企業が仕事を提供する側にお金を要求することは、まずありえません。お金を払った途端に連絡が取れなくなる、というのが典型的なパターンです。
どんなに魅力的な仕事内容に見えても、先にお金を払うよう言われたら、きっぱりと断りましょう。
会社の情報がはっきりしないのは危険信号
仕事を依頼してくる会社の所在地や電話番号、代表者名などがはっきりと記載されていない場合も注意が必要です。連絡手段がSNSのダイレクトメッセージやLINEだけ、というのも怪しい兆候。
何かトラブルがあった時に、連絡が取れなくなってしまう可能性があります。仕事に応募する前には、必ず運営会社の情報を確認し、インターネットで検索して評判を調べてみるなど、最低限のチェックを怠らないようにしましょう。
よくある質問（Q&A）
最後に、内職を始めようと考えている方からよく寄せられる質問にお答えしていきます。多くの人が同じような疑問を抱えています。
ここでスッキリ解決して、気持ちよく第一歩を踏み出しましょう。
Q. パソコンがないと稼げませんか？
いいえ、そんなことはありません。もちろん、Webライティングやデータ入力など、パソコンがあった方が効率的に稼げる仕事は多いです。
しかし、ランキングでもご紹介したアンケートモニターや不用品販売、レシートの買取アプリなど、スマホだけで完結する内職もたくさんあります。まずはスマホでできることから始めてみて、もっと収入を増やしたくなったらパソコンの購入を検討する、というステップでも全く問題ありませんよ。
Q. 1日どれくらいの作業時間が必要ですか？
これは、あなたの目標金額によって大きく変わります。例えば、「月5,000円のお小遣いが欲しい」という目標であれば、1日30分程度のスキマ時間でも十分達成可能です。
一方で、「月5万円稼ぎたい」という目標なら、ある程度まとまった時間が必要になります。時給1,000円の仕事なら、単純計算で月に50時間、1日あたり2時間弱の作業時間が必要です。
まずは自分の目標と、確保できる時間を照らし合わせて、無理のない計画を立てることが大切です。
Q. 扶養内で働くにはどうすればいいですか？
税金の項目でも触れましたが、扶養内で働くためには年間の「所得」を一定額以下に抑える必要があります。税法上の扶養であれば年間所得48万円以下、社会保険の扶養であれば年収130万円未満（条件による）が目安です。
大切なのは、毎月の収入をしっかり管理し、「今年はあといくらまで稼げるか」を把握しておくこと。家計簿アプリなどを活用して、収入と経費を記録する習慣をつけると、調整しやすくなるのでおすすめです。
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