「今の給料にプラス5万円あったら、もっと生活に余裕が生まれるのに…」そう思ったこと、ありませんか?実は、20代後半から30代前半の若手社会人の7割以上が、あなたと同じように感じています。でも、副業に興味はあっても「時間がない」「何から始めればいいかわからない」と、一歩踏み出せない方も多いですよね。この記事では、そんなあなたのために、未経験からでも安心して始められる副業17選を厳選しました。さらに、月5万円を稼ぐための超具体的なロードマップも私の経験を交えてお伝えします。読み終わる頃には、あなたにピッタリの副業が見つかり、具体的な第一歩を踏み出せるはずですよ。
なぜ今、若手社会人に副業がおすすめなのか?
「副業」と聞くと、一昔前は特別なスキルがある人がやるイメージだったかもしれません。でも今は、私たち若手社会人にとって、副業はもっと身近で、そして重要な選択肢になっています。終身雇用が当たり前ではなくなり、会社の給料だけを頼りにするのは少し不安な時代ですよね。物価は上がるのに給料はなかなか上がらない…。そんな中で、自分の力で収入の柱をもう一つ作っておくことは、将来の安心に直結します。それに、副業は単にお金のためだけじゃない、もっと大きな可能性を秘めているんです。
収入アップだけじゃない!副業で得られる3つのメリット
副業を始めると、もちろん収入が増えて生活が楽になります。でも、それ以上に大きなメリットがあるって知っていましたか?実際に副業を経験した私が感じた、お金以外の3つの大きなメリットをお伝えしますね。
- スキルアップ
- 人脈が広がる
- 精神的な安定
この3つは、あなたのキャリアや人生をより豊かにしてくれるものばかりです。特に本業では得られない新しいスキルが身につくと、自分の市場価値が上がり、転職やキャリアアップにも有利に働きますよ。
本業にも活かせるスキルが身につく
例えば、Webライターの副業を始めると、文章力や構成力だけでなく、SEOの知識も身につきます。これって、本業で企画書や報告書を作成する時にもめちゃくちゃ役立つスキルだと思いませんか?動画編集ならマーケティング視点が、SNS運用なら広報のスキルが自然と身につきます。副業で得たスキルが本業の評価に繋がり、結果的に昇進や昇給に繋がったという話もよく聞きます。副業は、自分を成長させる最高の自己投資なんです。
会社以外の新しい人脈ができる
社会人になると、どうしても会社の人間関係が中心になりがちですよね。でも、副業を始めると、業界も年齢も違う、様々なバックグラウンドを持つ人たちと繋がる機会が生まれます。フリーランスのデザイナーさん、起業したての経営者さん、地方で活躍するマーケターさん…。普段の生活では絶対に出会えないような人たちとの交流は、視野を広げてくれるだけでなく、新しいビジネスチャンスに繋がることも。私も副業で知り合った方から、新しいお仕事を紹介してもらった経験があります。
収入源が複数あるという精神的な安定
これが一番大きいかもしれません。収入源が会社の給料だけだと、「もし会社が倒産したら…」「もしリストラされたら…」という不安が常にどこかにありますよね。でも、月に5万円でも副業収入があれば、「最悪、なんとかなる」という精神的なセーフティネットになります。この心の余裕は、本業のパフォーマンスにも良い影響を与えます。会社に依存しすぎず、自分の力で稼げるという自信は、何物にも代えがたい財産になりますよ。
副業選びで失敗しない、たった3つのポイント
「よし、副業やってみよう!」と思っても、いざ始めようとすると「どんな副業を選べばいいんだろう?」と迷ってしまいますよね。ここで選択を間違えると、続かなくて挫折…なんてことにもなりかねません。そうならないために、押さえておくべき3つのポイントがあります。
- 続けられるか
- 本業に活きるか
- 将来性があるか
この3つの視点で考えることが、副業選びで失敗しないための秘訣です。ただ稼げるだけでなく、あなたの未来にとってプラスになる副業を選びましょう。特に「続けられること」は、何よりも大切です。
ポイント1:無理なく「続けられる」こと
副業は本業の合間に行うものなので、何よりも「継続のしやすさ」が大事です。例えば、すごく稼げるけど、毎日3時間の作業が必須…となると、最初は良くてもだんだん辛くなってきますよね。自分のライフスタイルに合っているか、楽しめる要素があるか、という視点は欠かせません。通勤中の電車でできるもの、寝る前の30分でできるものなど、スキマ時間を活用できる副業から始めてみるのがおすすめです。
ポイント2:本業やキャリアに「活かせる」こと
せっかく時間と労力を使うなら、ただのお小遣い稼ぎで終わらせるのはもったいないです。副業で得たスキルや経験が、本業のキャリアアップに繋がるものを選んでみませんか?例えば、営業職の人がライティングスキルを身につければ、提案書の質が格段に上がります。事務職の人がプログラミングを学べば、業務効率化ツールを自作できるかもしれません。副業が、あなたの市場価値を高めるためのトレーニングになるんです。
ポイント3:これから「伸びる」市場であること
副業を選ぶ際には、その市場に将来性があるかどうかも考えてみましょう。例えば、動画市場やSNSマーケティングの市場は、今後も拡大が見込まれていますよね。こういった成長市場に身を置くことで、仕事の需要も増え、単価も上がりやすくなります。逆に、AIに代替されやすい単純作業などは、将来的に稼ぎにくくなる可能性も。5年後、10年後も自分のスキルとして価値を持ち続ける分野を選ぶのが賢い選択です。
【診断】あなたに合った副業のタイプを見つけよう
自分にどんな副業が向いているか、まだイメージが湧かないかもしれませんね。そこで、簡単な診断を用意しました。あなたがどのタイプに当てはまるか、チェックしてみてください。自分の強みや好みがわかれば、副業選びのヒントになりますよ。
- コツコツ努力型
- スキルアップ型
- アイデア勝負型
あなたはどのタイプでしたか?もちろん、複数のタイプに当てはまる人もいるでしょう。この診断結果を参考に、この後の副業紹介をチェックしてみてください。きっと「これなら自分にもできそう!」と思えるものが見つかるはずです。
A:スキマ時間でコツコツ稼ぎたい「堅実タイプ」
「毎日コツコツ作業するのは苦じゃない」「まずは手軽に月1万円くらいから始めたい」というあなたは、堅実タイプです。複雑なスキルは不要で、スマホやPCがあればすぐに始められる副業が向いています。例えば、ポイントサイトやデータ入力、アンケートモニターなどがおすすめです。大きな金額を一度に稼ぐのは難しいですが、やればやっただけ着実に収入になるのが魅力。まずは副業で稼ぐ感覚を掴みたい、という人にピッタリです。
B:将来のためにスキルを磨きたい「成長タイプ」
「どうせやるなら自分のためになることがしたい」「本業にも活かせるスキルを身につけたい」と考えるあなたは、成長タイプです。最初は勉強が必要かもしれませんが、一度スキルを身につければ、高単価な案件を狙えるようになります。Webライター、動画編集、プログラミングなどがこのタイプ。最初は時給換算すると低いかもしれませんが、続ければ続けるほど収入が青天井に増えていく可能性があります。長期的な視点でキャリアを築きたい人におすすめです。
C:好きなことや得意なことで稼ぎたい「エンジョイタイプ」
「趣味や特技を活かせたら最高!」「楽しみながらお金を稼ぎたい」というあなたは、エンジョイタイプです。自分の「好き」という気持ちが原動力になるので、モチベーションを高く保ちやすいのが特徴。ハンドメイド販売、写真販売、オンライン講師などが向いています。自分の作品や知識が誰かの役に立ち、感謝されることに大きなやりがいを感じられるでしょう。楽しみながら、気づいたらお小遣いが増えていた、という理想的な形を目指せます。
【目的別】若手社会人におすすめの副業17選
お待たせしました!ここからは、先ほどの診断タイプも参考に、若手社会人の皆さんにおすすめの副業を具体的に17個、ご紹介していきます。「スキマ時間活用」「キャリアアップ」「趣味・特技」の3つの目的に分けて紹介するので、あなたの今の状況や目標に合うものを探してみてくださいね。それぞれのメリット・デメリットや、どれくらい稼げるかの目安もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
スキマ時間を有効活用!スマホで手軽に始められるおすすめ副業5選
まずは「まとまった時間は取れないけど、通勤中や寝る前のちょっとした時間で稼ぎたい」という方向けの副業です。特別なスキルは不要で、スマホ一台あれば今日からでも始められるものばかりですよ。
ポイントサイト・アンケートモニター
いわゆる「ポイ活」ですね。指定されたサイトで会員登録をしたり、アンケートに答えたり、アプリをダウンロードしたりすることでポイントが貯まり、そのポイントを現金や電子マネーに交換できる仕組みです。本当に手軽で、ゲーム感覚でできるのが魅力。大きく稼ぐのは難しいですが、「副業で1円でも稼ぐ」という成功体験を積むには最適です。私も一番最初に試した副業がこれでした。数百円でも自分の力で稼げた時は、すごく嬉しかったのを覚えています。
データ入力
指定されたデータをExcelやスプレッドシートなどにひたすら入力していく、シンプルなお仕事です。タイピングの速さや正確さに自信がある方におすすめ。在宅で、自分の好きな時間に作業できる案件が多いのが嬉しいポイントです。クラウドソーシングサイトで「データ入力 未経験」と検索すれば、たくさんの案件が見つかります。単純作業が苦にならない、コツコツ派のあなたにピッタリ。慣れてくれば入力スピードも上がり、効率よく稼げるようになりますよ。
レシート買取アプリ
普段、何気なく捨ててしまっているレシート。それがお金に変わるって知っていましたか?レシート買取アプリは、買い物をした後のレシートをスマホで撮影して送るだけで、ポイントや現金がもらえるサービスです。1枚あたり1円〜10円程度と単価は低いですが、日々の買い物がすべて副業に繋がると思えば、やらない手はないですよね。手間もほとんどかからないので、他の副業と組み合わせて行うのもおすすめです。まさに「チリも積もれば山となる」を実感できる副業です。
フリマアプリでの不用品販売
家にある着なくなった服や読まなくなった本、使わなくなった家電などを、メルカリやラクマといったフリマアプリで販売する副業です。これは厳密には継続的な収入ではありませんが、副業の元手を作るのに最適。部屋も片付くし、お金も手に入るしで一石二鳥ですよね。意外なものが高値で売れることもあります。写真を撮って、説明文を書いて、出品するだけ。梱包や発送の手間はありますが、スマホ一つで完結する手軽さが人気です。
文字起こし
インタビューや会議などの音声データを聞きながら、その内容をテキストに打ち込むお仕事です。特別なスキルは必要ありませんが、集中力とタイピングスキルが求められます。YouTube動画の字幕作成の需要も増えており、今後も安定した仕事量が見込める分野です。最初は1時間の音声データを起こすのに3〜4時間かかるかもしれませんが、慣れればどんどんスピードアップします。タイピング音を聞きながら黙々と作業するのが好きな人には、天職かもしれません。
未経験からスキルを習得!キャリアアップに繋がるおすすめ副業7選
次に、「お小遣い稼ぎだけじゃなく、自分の市場価値を高めたい」という、向上心あふれるあなたにおすすめの副業です。最初は学習が必要ですが、スキルが身につけば月5万、10万と収入を伸ばせるポテンシャルがあります。
Webライター
企業のWebサイトに掲載される記事や、ブログ記事などを執筆するお仕事です。文章を書くのが好きな人なら、未経験からでも始めやすいのが魅力。私も最初はWebライターから副業をスタートしました。最初は1文字0.5円といった低単価案件から実績を積み、徐々に単価を上げていくのが王道のルートです。SEOやセールスライティングの知識を身につければ、1文字3円以上も夢ではありません。本業の資料作成にも役立つ、汎用性の高いスキルが身に付きます。
SNS運用代行
企業や個人のInstagram、X(旧Twitter)、TikTokなどのSNSアカウントを、本人に代わって運用するお仕事です。普段からSNSを使っている若手社会人にとっては、始めやすい副業の一つですよね。投稿作成、コメント返信、分析・改善提案などが主な業務内容。「フォロワーを増やしたい」「商品をもっと売りたい」といったクライアントの目標を達成できた時のやりがいは格別です。マーケティングの知識も自然と身につくので、本業での企画職などにも活かせます。
動画編集
YouTubeやTikTok、企業の広告動画などを編集するお仕事。5Gの普及で動画市場はますます拡大しており、動画編集者の需要は右肩上がりです。最初は無料の編集ソフトから始めて、慣れてきたら有料ソフトに切り替えるのがおすすめ。カット、テロップ入れ、BGM挿入といった基本的なスキルを身につければ、クラウドソーシングサイトで案件を獲得できます。自分の編集した動画が多くの人に見られるのは、大きな喜びになりますよ。
ブログ運営(アフィリエイト)
自分でブログサイトを立ち上げ、記事を書いて広告収入を得る副業です。商品やサービスを紹介し、自分のブログ経由で売れると報酬が発生する「アフィリエイト」が主な収入源。すぐに結果が出るわけではなく、稼げるようになるまで半年〜1年かかることも珍しくありません。しかし、一度軌道に乗れば、自分が寝ている間もブログが稼いでくれる「資産」になります。Webマーケティングのスキルが総合的に身につくのも大きなメリットです。
Webデザイン
Webサイトのデザインや、バナー広告などを作成するお仕事です。デザインセンスだけでなく、コーディングの知識も必要になる場合がありますが、今は学習教材も豊富なので未経験からでも挑戦可能です。まずは簡単なバナー作成などから実績を積み、ポートフォリオを充実させていくのが成功の鍵。クリエイティブな仕事がしたい、形に残るものを作りたいという方にぴったりの副業です。高単価な案件が多く、スキル次第では本業以上に稼ぐことも可能です。
プログラミング
Webサイト制作やアプリ開発などを行う、専門性の高い副業です。学習コストは高いですが、その分、高単価な案件が非常に多いのが特徴。特にIT人材は不足しているので、スキルを身につければ仕事に困ることは少ないでしょう。Progateやドットインストールといったオンライン学習サービスを使えば、初心者でも基礎から学べます。論理的思考力が鍛えられ、本業での問題解決能力も向上するかもしれません。
オンラインアシスタント
多忙な経営者やフリーランスの代わりに、事務作業やスケジュール管理、メール対応などを行うお仕事です。秘書業務のオンライン版とイメージすると分かりやすいかもしれません。特別な専門スキルは不要ですが、ビジネスマナーやコミュニケーション能力、自己管理能力が求められます。様々な業界の裏側を知ることができ、ビジネススキル全般が向上します。誰かをサポートするのが好きな人、マルチタスクが得意な人に向いています。
趣味や特技を活かす!楽しみながら稼げるおすすめ副業5選
最後は、「せっかくなら好きなことを仕事にしたい!」という方向けの副業です。楽しみながら取り組めるので、モチベーションが続きやすいのが最大のメリット。あなたの「好き」が、誰かの「欲しい」に繋がるかもしれません。
ハンドメイド販売
アクセサリーや小物、イラストなど、自分で作った作品をminneやCreemaといった専門サイトで販売します。ものづくりが好きな人にとっては、趣味の延長で始められる最高の副業ですよね。自分の作品が売れた時の喜びは、他のお仕事では味わえない特別なものがあります。価格設定や写真の撮り方、ブランディングなど、マーケティングの要素も必要になるので、意外と奥が深い世界です。ファンがつけば、安定した収入に繋がります。
オンライン講師
あなたの持っている知識やスキルを、オンラインで他の人に教えるお仕事です。ストアカやココナラといったスキルシェアサービスを使えば、誰でも簡単に先生になれます。英会話、プログラミング、ヨガ、料理、資料作成術など、教えられる内容は無限大。「こんなこと、誰でも知っているだろう」と思っていることでも、初心者にとっては価値のある情報なんです。人に教えることで、自分自身の知識もより深まりますよ。
写真販売
自分で撮影した写真を、PIXTAやAdobe Stockといったストックフォトサイトで販売する副業です。Webサイトや広告などで使われる素材として、一度アップロードしておけば、ダウンロードされるたびに収入が発生します。まさに「資産型」の副業ですね。スマホで撮った写真でも販売できるので、カメラが趣味の人はもちろん、旅行好きの人にもおすすめです。どんな写真に需要があるのかを考える、マーケティング的な視点も面白さの一つです。
イラスト販売
絵を描くのが得意なら、SNSのアイコンやブログの挿絵、LINEスタンプなどを制作して販売するのもおすすめです。ココナラやSKIMAといったサイトで、個人から依頼を受けるのが一般的。自分の画風を気に入ってくれる人が見つかれば、継続的な依頼に繋がることもあります。自分のイラストが誰かのビジネスや表現活動の一部になるのは、大きなやりがいを感じられます。ポートフォリオを充実させることが、案件獲得の鍵です。
ゲームの代行・コーチング
「ゲームが趣味」というレベルを超えて、特定のゲームが得意なら、それも立派な副業になります。ゲームのレベル上げを代行したり、上達したい人に向けてコーチングをしたりするサービスです。eスポーツ市場の拡大に伴い、ゲーム関連の仕事の幅も広がっています。自分の得意なことで人に感謝され、お金をもらえるなんて、ゲーム好きにはたまらないですよね。ただし、ゲームの利用規約で代行行為が禁止されていないか、事前に確認することが必須です。
未経験から月5万円!副業で稼ぐための具体的なロードマップ
さて、たくさんの副業を紹介してきましたが、ここからは「実際にどうやって月5万円を達成するのか」という、具体的なステップについてお話しします。闇雲に始めても、なかなか結果には繋がりません。私も最初は手探りでしたが、この4つのステップを意識するようになってから、収入が安定するようになりました。未経験からでも着実に目標を達成するための、再現性の高いロードマップです。
STEP1:まず決めること、月5万の目標と1日30分の時間確保
何事も最初が肝心です。まずは「なぜ月5万円稼ぎたいのか」という目標を具体的にしましょう。「旅行に行くため」「自己投資の資金にするため」など、目的が明確だとモチベーションが続きます。そして、その目標を達成するために必要な時間を確保します。いきなり「毎日2時間!」と意気込むと挫折しやすいので、まずは「平日は寝る前の30分、休日は1時間」といった、無理のない範囲から始めましょう。
- 目標を具体化
- 時間を天引き
- 環境を整える
時間を確保するコツは「天引き」です。給料から貯金が天引きされるように、1日のスケジュールから副業時間を先に確保してしまうんです。スマホの通知をオフにするなど、集中できる環境を整えることも大切ですよ。
「何のために稼ぐのか」を紙に書き出す
「月5万円」という数字だけを目標にすると、途中で「何のためにこんなに頑張ってるんだっけ…」と心が折れやすくなります。そうならないために、ぜひ「月5万円あったらやりたいことリスト」を紙に書き出してみてください。「美味しいディナーに行く」「欲しかった服を買う」「積立NISAの額を増やす」など、具体的であればあるほど良いです。その紙をデスクの前に貼っておくだけで、辛い時の踏ん張りが効くようになります。これは私が実際にやってみて、効果絶大でした。
1日30分を生み出す時間術
「忙しくて30分も時間がない」と感じるかもしれません。でも、1日の行動を振り返ってみると、意外と無駄な時間があるものです。例えば、通勤電車で何となくSNSを見ている時間、テレビをぼーっと眺めている時間。この時間を副業に充てるだけで、時間は作れます。私のおすすめは「朝活」。いつもより30分早く起きて副業に取り組むと、誰にも邪魔されず集中できるので、作業がはかどりますよ。夜は疲れてやる気が出ない、という人にもおすすめです。
STEP2:最初の一歩、自分に合う副業で1円を稼いでみる
目標と時間が決まったら、いよいよ実践です。でも、いきなり高単価なスキル系副業に挑戦するのはハードルが高いですよね。まずは、先ほど紹介した「スキマ時間活用」系の副業で、「自分の力で1円を稼ぐ」という経験をしてみましょう。この最初の成功体験が、大きな自信に繋がります。
- まずは小さく
- 実績を作る
- 楽しむ気持ち
ポイントサイトで100円稼ぐ、不用品販売で1,000円稼ぐ。金額の大小は関係ありません。会社からの給料以外で収入を得るという経験が、あなたのマインドを大きく変えてくれます。このステップで「自分にもできるんだ!」という感覚を掴むことが何より大切です。
クラウドソーシングサイトに登録してみる
副業を始めるなら、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサイトへの登録は必須です。登録は無料なので、まずはどんな仕事があるのか眺めてみるだけでもOK。「未経験者歓迎」の案件もたくさんあります。プロフィールをしっかり書くのが、最初の仕事を受注するコツ。本業での経験や得意なことをアピールしましょう。最初は簡単なアンケート回答やデータ入力のタスク案件から挑戦してみるのがおすすめです。
スキル系副業なら、まずインプットから
もしWebライターや動画編集といったスキル系の副業に挑戦したいなら、最初の1ヶ月はインプット期間と割り切るのも一つの手です。本を1冊読んでみる、YouTubeの解説動画を見てみる、オンライン学習サービスに登録してみる。焦って案件に応募する前に、基礎知識をしっかり身につけることが、結果的に稼ぐまでの近道になります。インプットしながら、簡単な作品(ブログ記事や短い動画など)を作ってみると、学習効果がさらに高まりますよ。
STEP3:月1万円の壁を超える、高単価案件の取り方
小さな実績をいくつか作ったら、次のステップに進みましょう。ここからは、収入を月1万円、3万円、そして5万円へと引き上げていくフェーズです。そのためには、低単価な案件を数こなすのではなく、より単価の高い案件を獲得していく必要があります。そのためのコツを3つ、お伝えしますね。
- 実績をまとめる
- 専門性を高める
- 直接営業する
これまでの実績を「ポートフォリオ」としてまとめることが、高単価案件へのパスポートになります。そして、自分の得意分野を明確にし、専門性をアピールすること。最終的には、クラウドソーシングサイトを卒業し、企業に直接営業することも視野に入れましょう。
実績がわかるポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは、あなたのスキルや実績を証明するための作品集のことです。Webライターなら執筆した記事のURL、動画編集者なら編集した動画、Webデザイナーなら制作したサイトなど。これまでの成果物を一覧で見られるようにまとめておきましょう。無料のブログサービスやnote、SNSなどを使えば簡単につくれます。これがあるだけで、クライアントからの信頼度が格段に上がり、単価交渉もしやすくなります。
「〇〇が得意です」という専門性を打ち出す
「何でもできます」という人よりも、「金融系の記事が得意です」「美容系の動画編集が得意です」といった専門性がある人の方が、クライアントは仕事を頼みやすいものです。あなたの本業の知識や、趣味で得た知識を副業に活かせないか考えてみましょう。専門分野を持つことで、他のワーカーとの差別化ができ、より高い単価で仕事を受けられるようになります。自分の「強み」を掛け合わせることがポイントです。
STEP4:月5万を安定させる、収入の柱を増やす考え方
月5万円を単発で稼ぐのと、安定して稼ぎ続けるのとでは、大きな違いがあります。収入を安定させるためには、一つのクライアントや一つの副業に依存しない「ポートフォリオ戦略」が重要になってきます。これは、収入源を複数持つことで、リスクを分散させる考え方です。
- 継続案件を狙う
- 複数の収入源
- 単価を上げる
単発の仕事ばかりだと、常に新しい仕事を探し続けなければならず、収入が不安定になりがちです。まずは、長期的に付き合えるクライアントを見つけ、継続案件を確保することを目指しましょう。そして、複数の収入源を持つことで、精神的な安定にも繋がります。
継続案件でベースの収入を確保する
毎月安定して仕事を発注してくれるクライアントを2〜3社確保できると、収入のベースができて精神的にかなり楽になります。継続案件を獲得するコツは、丁寧なコミュニケーションと、期待を少しだけ上回る成果を出し続けること。「この人なら安心して任せられる」と思ってもらうことが大切です。納期を守る、報告・連絡・相談を徹底するといった、社会人としての基本が実は一番の近道だったりします。
複数の副業を組み合わせてリスク分散
例えば「Webライターとして継続案件で月3万円、ブログ運営で月1万円、スポットの動画編集で月1万円」といったように、複数の収入源を持つのも賢い戦略です。一つの副業の調子が悪くても、他の収入源がカバーしてくれます。スキル系の副業と、ブログや写真販売のような資産型の副業を組み合わせるのが特におすすめ。労働集約型の収入と、不労所得型の収入の両方を持つことで、より安定した収益構造を作ることができます。
副業を始める前に!若手社会人が知っておくべき注意点
副業には夢がありますが、同時に注意すべき点もいくつかあります。特に、会社とのトラブルや税金の問題は、知らなかったでは済まされないことも。安心して副業を続けるために、始める前に必ず確認しておきたいポイントをまとめました。ここをしっかり押さえておけば、余計な心配をせずに副業に集中できますよ。
会社にバレずに副業する、就業規則の確認ポイント
「副業が会社にバレたらどうしよう…」これは、多くの人が抱える不安ですよね。トラブルを未然に防ぐために、まずやるべきことは自社の就業規則の確認です。最近は副業を解禁する企業も増えていますが、まだまだ禁止されている場合も多いのが現実です。
- 就業規則を確認
- 住民税に注意
- 口外しないこと
就業規則で副業が許可されているか、申請が必要かなどを必ずチェックしましょう。副業がバレる一番の原因は、住民税の金額が変わることです。これを防ぐ対策と、うっかり同僚に話してしまわないよう、口外しないことも徹底しましょう。
まずは会社の就業規則をチェック
会社のイントラネットなどで、就業規則を閲覧できるはずです。「副業」や「兼業」に関する項目を探してみましょう。「原則禁止」と書かれていても、「許可を得れば可」という但し書きがある場合も多いです。「競合他社での業務は禁止」「本業に支障をきたさないこと」といった条件が定められているのが一般的。内容をしっかり読んで、会社のルールを把握しておくことが、トラブル回避の第一歩です。
副業バレの一番の原因は「住民税」
副業収入が増えると、その分納めるべき住民税も増えます。会社の給料から天引きされる住民税の額が、他の社員と比べて不自然に高いと、経理担当者に「この人、他に収入があるのでは?」と気づかれてしまう可能性があるのです。これを防ぐには、確定申告の際に、住民税の徴収方法を「普通徴収(自分で納付)」にチェックを入れること。こうすれば、副業分の住民税の納付書が自宅に届くので、会社に知られるリスクを大幅に減らせます。
知らないと損する、副業の税金と「20万円の壁」
副業で収入を得たら、税金についてもしっかり理解しておく必要があります。特に有名なのが「20万円の壁」という言葉。これを知っているかどうかで、手続きの手間や、最悪の場合ペナルティを受けるかどうかが変わってきます。難しく考えず、基本だけ押さえておきましょう。
- 20万円の壁とは
- 確定申告は必要?
- 経費も忘れずに
「20万円の壁」とは、副業の所得が年間20万円を超えた場合に、確定申告が必要になるというルールです。ここで言う「所得」とは「収入」から「経費」を引いた金額のこと。経費をしっかり計上することが、節税のポイントになります。
年間所得20万円を超えたら確定申告が必要
1月1日から12月31日までの1年間で、副業による所得(売上から経費を引いた儲け)が20万円を超えた場合、翌年の2月16日から3月15日までに確定申告を行う義務があります。もし申告を忘れると、無申告加算税や延滞税といったペナルティが課される可能性があるので注意が必要です。逆に、所得が20万円以下であれば、原則として確定申告は不要です。
副業で使ったお金は「経費」として計上しよう
所得を計算する上で重要なのが「経費」です。副業のために購入したパソコンや書籍代、打ち合わせのカフェ代、Webサイトのサーバー代などは、経費として収入から差し引くことができます。経費が増えれば、その分所得が減るので、納める税金も少なくなります。何が経費になるのかを正しく理解し、領収書やレシートは必ず保管しておく習慣をつけましょう。これが賢く副業をするための鉄則です。
「スマホをタップするだけ」は危険信号、副業詐欺の見分け方
副業ブームに乗じて、残念ながら初心者を狙った詐欺も増えています。「誰でも簡単に高収入」「スマホをタップするだけで月収100万円」といった、甘い言葉には注意が必要です。被害に遭わないために、典型的な手口とその見分け方を知っておきましょう。
- うまい話すぎる
- 初期費用を要求
- 情報が不透明
これらの特徴に一つでも当てはまったら、詐欺の可能性が高いと疑ってください。特に、仕事を紹介する前に高額な登録料や教材費を要求してくるケースは非常に危険です。まともな副業は、始めるのにお金がかからないものがほとんどです。
「簡単・高収入」を謳う広告は信じない
SNSなどでよく見かける「1日5分の作業で月収30万円」「写真を選ぶだけで稼げる」といった広告は、ほぼ100%詐欺だと思ってください。スキルも努力もなしに大金が稼げる、そんなおいしい話は世の中に存在しません。楽して稼ぎたいという心理につけ込むのが詐欺の常套手段。うまい話には必ず裏があると心得ておきましょう。
仕事開始前の高額な請求は詐欺の典型
「仕事をするために、まずこの情報商材を30万円で買ってください」「サポート費用として最初に5万円必要です」など、仕事を提供する前にお金を要求してくるのは典型的な詐欺の手口です。お金を払った途端に連絡が取れなくなるケースが後を絶ちません。運営会社の情報が不明確だったり、連絡先が個人のSNSアカウントだけだったりする場合も、非常に怪しいので絶対に関わらないようにしましょう。
本業がおろそかになったら本末転倒、無理しない両立のコツ
副業に夢中になるあまり、本業がおろそかになってしまっては元も子もありません。あくまで「副」業であるということを忘れずに、心と体の健康を保ちながら、無理なく両立させることが長く続けるための秘訣です。
- 完璧を目指さない
- 休息もスケジュール
- できない時は断る
頑張り屋さんの若手社会人ほど、すべてを完璧にこなそうとしてパンクしがちです。副業は80%の力でOKと割り切ること。そして、意識的に休む時間を作ることも仕事のうちです。自分のキャパシティを把握し、無理な仕事は勇気を持って断ることも大切ですよ。
時間管理と体調管理を徹底する
本業と副業を両立させるには、徹底した時間管理が不可欠です。Googleカレンダーなどを使って、本業、副業、プライベートの時間をすべて可視化しましょう。そして、何よりも大切なのが体調管理。睡眠時間を削って副業をするのは絶対にNGです。パフォーマンスが落ちて、本業にも副業にも悪影響が出ます。疲れている時は思い切って休む。このメリハリが、結果的に生産性を高めます。
本業の繁忙期は副業をセーブする勇気
本業には、どうしても忙しくなる時期がありますよね。そんな時は、無理せず副業のペースを落とす勇気を持ちましょう。事前にクライアントに「〇月は本業が忙しくなるため、作業量を調整させていただけますか?」と相談しておけば、トラブルになることはありません。誠実に対応すれば、クライアントとの信頼関係も深まります。常に本業を最優先に考える姿勢が、健全な副業ライフを送るための鍵です。



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