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フリーター夫婦の結婚と生活費の内訳は?子供なしとありのバイト生活

フリーター夫婦の経済的にキツキツで余裕のない生活を抜け出すには、正社員になれば生活が年齢とともに収入もふえ、また社会ほ保障も確保され安定するのは分かる人もいます。

が逆に、フリーターのままでも年齢が若い20代であれば、当分の間生活ができそうだと甘い考えをしている人も空く悪はありません。今回はフリーター同士で結婚した場合の生活費がどうなるのか?

子供なしと有の場合について現実路線をお話しします。


目次

フリーター同士が結婚して夫婦になるとどう変わる?

フリーター同士が結婚して夫婦になっても、自分たちの生活費を稼ぐだけなら何とかなります。

ただ、子供ができたらプラス一人分の生活費、年齢とともにかなり負担になる養育費や食費はどのように稼ぐのでしょうか?どの財源から支払うことができるのでしょうか?

子供ができると狭い賃貸アパートではいろいろ不便がでてきて、一戸建ての自宅やマンションを購入する必要に迫られてきます。

そうなるとフリーターのお給料では当然金銭的に成り立たなくなることもでてきます。

フリーターの夫婦だと賃貸物件が借りにくくなる

フリーターだと、生涯稼げる金額も、金融機関では「底辺」であると認知されているのでなのででないとローンを借りられる限度も全く違ってきます。

生活の保障がないフリーターのままえは社会的には認められていない人たちのレッテルを張られてしまいます。

特に金融関係ではそういった経済的な個人情報はインプットされているので、自分の職業は慎重に選ぶ必要があります。

また子供に十分な教育も与えてあげることができなくなることは目に見えています。

そういう教育の差が、将来的な仕事=経済面での貧富の差を生み出していることは念頭に置いとくべきです。

・自分の我が子が社会にでてから、その日暮らしの生活や、フリーター生活のようにギリギリの生活をしなければならない状況を生みだす原因にもつながってしまいます。

このような状況になってから正社員を目指して就職活動をするのもありですが、正社員の仕事がすぐに見つかるようなラッキーなチャンスはめったにありません。

職歴なしのフリーターは生活を変えるのが難しい

ましてフリーター歴が長いほど、企業での再就職は厳しいです。採用されないほうが当たり前の世界です。

フリーター歴が長いと、「まともに企業で働くことを選ばなかった人たちのカテゴリ」に分けられてしまいます。

そういう職歴のないひとたちよりも、学校卒業でこれから将来がある若者にチャンスを与えるのが企業の目的でもありますから。

年齢だけたった、正社員の職歴なしのフリーターなんて採用されないと厳しく現実を受け止めるべきです。

こういった日本の社会的事情を考えると、フリーターで結婚したとしても、若いうちに、フリーター歴が浅いうちに早く正社員を目指した就職活動を行うことをお勧めします。

では実際に現在フリーター夫婦がどんな生活を送っているのかを紹介します。

20代夫婦フリーター共働き、子供一人、年収230万円のキツキツ生活。

フリーターのまま結婚しても大丈夫?

学校卒業して就職しないでフリーターをしている人にも、彼女や彼氏ができれば、結婚をしたいと考える人もいますよね。

しかし、フリーターのまま結婚しても今はいいけど、将来的に子どもができたときや老後に収入がなくなる場合を考えるとこれで良いのだろうかとなやみます。

フリーターのまま結婚しても結婚生活をおくることはできるのか?と不安になりますが、生活はカツカツでもなんとかなります。

ただ生活するうえでいろいろ制約がでできてきます。

結論から言うと、人間らしい生活、というか少し余裕のある心が落ち着ける安心した生活を求めるならフリーターのまま結婚をするのはお勧めしません!

  1. フリーター夫婦の結婚生活に必要なおおまかな費用
  2. フリーターと正社員の年収比較(年齢別)
  3. フリーターと正社員のメリットの比較

上記3つをこれから自分たちの体験談を通して本当にフリーター同士の結婚生活のままでいいのか話していきます。

フリーター夫婦で子供なしの生活費を紹介

ではアンケートを取ったのでフリーター夫婦で子供なしの生活レベルを紹介します。

私たちは20代のフリーランスです。私の仕事はスーパーのパート。旦那は飲食店で働いています。付き合ってから同性をして、なんとなく流れで結婚して3年目です。

私たちの現状はこんな感じです。

  • 未だに~荘というアパート暮らし。
  • 家賃は1LDKで都内近郊で6.5万円ほど

マンションに住むよりは家賃は安いので家計は助かるけど、大きな地震があった場合はアパート自体がつぶれそうな不安が残ります。早く鉄筋コンクリートの耐震対策ができているマンションに引っ越したいと思っています。

また1LDKだと、独りでいる場所が家の中にないので、時々息がつまりそうになります

できれば2K~2LDKのマンションに住みたいが、通勤、交通の便、生活の便を考えると今住んでいる場所より都心から離れた場所でないと安い物件がないため、狭いアパートで現状維持を強いられています。

ということで、子供がいなくて1LDKのアパート暮らしで夫婦生活だったら生活はできます。

でもこういう状態を30代、40代になってもずっと続けたくないです、

フリーター夫婦の1カ月のリアル生活費の内訳

では我が家の生活費の内訳を詳細にお伝えします。

  • 家賃(アパート)結婚生活で最も大きな費用がかかるのが、住宅費用です。
  • アパート1LDK 6.5万円
  • 食費 3万円
  • 光熱費 2万円
  • 通信代 1.5万円
  • 交通費 2万円
  • 趣味・交際費・病院代等 2万円
  • 社会保険料(国民健康保険、国民年金)5.5万円

計19万円(フリーター夫婦の1カ月の生活費)

年収200万円だと月に換算すると約20万円弱の生活費です。

この生活だと当然お小遣いはなく、本当に食べるだけのために生きている感じ。

また友人の結婚式や、親戚のお葬式、旅行代とか何か用入りのときの費用が捻出できない状態です。

将来の貯金も全くできていないし、生命保険にも加入できないままでいるのでこの状態を何とかしたいと感じています。

30代、40代になってもフリーターのままだと、ボーナスも社会保障も何もない。昇級でお給料が高くなることもないのは明確です。

一生、低い年収のままでいいのだろうかと毎日悩みます・・・

こういうのが現実です。

夫婦のバイト生活の実例:年収200万のケース

私は25歳のフリーターです。一応大学は卒業したのですが、いわゆるFラン大学だったので就職活動に失敗して、恥ずかしながら学生時代からバイトをしている居酒屋さんでフリーターとして働いているのです。

その職場で彼女ができ、付き合っていたのでしたが、ある日彼女から「できたみたい」と衝撃の告白をされ、「結婚しよう」ということになったのでした。

私の両親に報告した時は「フリーターの分際で結婚生活なんてできるのか?」などさんざん小言を言われましたが、子供が生まれるということで渋々ですが応援してくれると約束してくれたのですごく嬉しかったです。

 
問題は彼女の両親への報告でした。私は年収200万ほどのフリーターで、そんな男が大切なお嬢さんを傷モノにしたなんてと、てっきりお怒りの様子かと思って正直びびっていましたが、お父さんに「娘のことをよろしくお願いします」と言っていただき、涙があふれて止まりませんでした。

夫婦二人で居酒屋のバイト生活

 
その後とりあえず入籍だけ済ませて、家賃4万円の1LDKのアパートで新しい夫婦の生活が始まりました。私の方は相変わらず居酒屋でバイトをしています。

週6で働いて月収20万円ほどで手取りにしたら16~18万円となってしまいます。

妻の方も働いていた時は同じ位の収入だったのですが、今は妊娠中で仕事をやめてしたったので収入は0です。結婚前からお互いに無駄遣いしないで貯金していて、2人で300万円ほどあるので妻に渡してあります。貯金は非常の時にとってあります。


私の給料の手取り17万円ほどで当分今の夫婦の生活を続けていかなければならないので多いに不安ですが、今のところなんとかなっています。

食費はスーパーの閉店間際に買い出しに行くので普通に買うより半額で済み、居酒屋でまかないが出るので私の分はあまり要りません。スマホは格安スマホに替えて二人で4000円ほどです。仕事が休みの日は夫婦でまったり過ごし、公園に散歩に行ったり図書館へ寄ったりします。


このように生活費を徹底的に節約してなんとかなっていますが、これから子供が生まれて子育てにお金がかかるようになったら今のように上手くいかないと思います。

子供が生まれると「結婚したんだな」と実感がわくのでしょうが、私もフリーターのままで終わるつもりはなく、いつか居酒屋で学んだことをいかして自分のお店を持って、「家族を守っていきたい」と日々思っています。

正社員夫婦とフリーター夫婦の賃金格差と生活の見通し

年齢階級正社員・正職員 正社員・正職員以外 雇用形態賃金格差(正社員・正職員 = 100)
~19歳183.9167.991.3
20~24歳216.6183.084.5
25~29歳250.9204.981.7
30~34歳283.7207.673.2
35~39歳315.9208.365.9
40~44歳341.8210.261.5
45~49歳361.3209.958.1
50~54歳388.4212.054.6
55~59歳393.0210.553.6
60~64歳329.8248.875.4
65~69歳299.2224.274.9
70歳~280.1205.673.4
令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況より作成

20代の時点で約100万円の年収の差ができてしまっています。結婚生活の場合は最低でも200万の差がひろがっていきます。

これは年代が上になるほど、フリーターと正社員の生活の差がでてきてしまいます。

フリーターとサラリーマン正社員の年代別年収差

20代 130万円~210万円

30代 90万円~360万円

40代 240万円~470万円

この結果からみただけでもフリーター夫婦の一生は、年齢を追うごとに生活自体が厳しくなる、危うくなることが予想されます。

若いときはいいけど、歳をとるにつれ自分の健康状態も過信できることはなくなります。いつ大病するか?

働けなくなったら、社会保障は一切ないのでどうやって暮らせるか

また正社員のように定年まで働けるという保証はどこにもなく不安定です。雇う側=経営者にとっては若くフリーターの人を好みまので、行き先も暗いです。

中高年になると職歴がないとフリーターの職を探すのもかなり困難で、場合によっては無職になる場合もあります。

フリーターのバイト歴は社会には「職歴」にはなりません。職歴となるのは会社で正規雇用された場合の評価です。

フリーター夫婦と正社員は賃金以外の格差も大きい

サラリーマン正社員のメリットはフリーターと比較すると社会保障に恵まれています。また会社によっては手当てや制度があり、結婚することによってその恩恵を受けることができるので、生活費削減にもつながります。

例えば次のようなことです。

通勤手当・定期代・傷病手当・家賃補助・

フリーター・アルバイトは実費で通勤費を生活費の中から払わなければならないです。でも正社員なら通勤費は満額タダの会社が多いです。

自宅から最寄りの駅までは徒歩か自転車通勤なのに会社にはバス代として通勤費を余分にもらっている人もけっこういます。

これで1か月約1万5千円ほどもらえますよね?その分を自分のお小遣いや貯金に回せます。

健康保険と厚生年金の差

フリーター&アルバイトだったら、自分で国民健康保険や国民年金代を払うようになります。

正社員の場合、会社の健康保険と厚生年金に入ることになり、健康保険と厚生年金は企業と本人が半分ずつ支払うことになります。

だから必要な費用の半分だけを正社員は支払えばいいことで・・。

しかも厚生年金のほうが定年後にもらえる年金が国保の人と比べ倍近く違います。

将来貰う年金の差がやばい

国民年金の保証を計算すると、20歳から60歳まで40年間支払い続けた場合、

40年間の支払い合計金額:12×40×16,490=7,915,200円

65歳から国民年金の受給の場合:年779,300円=毎月64,941円の受給

この6万円強ですが、これが手元に全て残るのでなく、ここから更に国民健康保険料と介護保険料、市税・県民税等が引かれます。

これだけの年金ではとうてい1か月過ごせないのは明白です。

生活保護者が受け取る額よりもかなり低いですから。

住宅手当の格差


正社員の場合、会社によっては住宅手当として1か月に数万円をお給料に上乗せできる場合もあります。

こうすることで1つ上のランクの賃貸マンションに住むこともできますよね。

1か月2~3万円の住宅費があったら、自分たちの今払っているアパートを引き払って、10万円弱のマンションに住むことができるのでずっと快適な暮らしができることでしょう。

有休休暇のありなし

会社によっては有休をずべてしょうかできない場合もありますが、休めなかった場合は賃金振り替えや次年度に休暇繰り越しもできる場合もあります。

仕事休んでもお給料が支払われるんだからいい身分ですよね?

フリーターは仕事がないとその分無休。だから働かないわけにはいきません。

ざっとみても正規の会社員には結婚することでより充実した生活保障手当がもらえるため、フリーター夫婦よりも経済的にも精神的にも快適な生活を送ることができます。

ある程度の経済的余裕は心の安定も生み出しますからね。

フリーター夫婦の生活をずっと続けるのか?それとも早めに就職活動して20代のうちに、遅くても30代前半で正社員へ転職活動して生活の安定を求めるのか?

どちらにしても早めの決断をしたほうがいいです。年収を増やす方法を早めに考えましょう!!

年金から考えるフリーター夫婦の格差

フリーター夫婦で考えなければいけないのが「年金」のことです。フリーターだと定職でないので、「国民年金」の支払いが義務付けられています。

企業で働いていれば厚生年金の場合が多いです。

ここから先は、年金に着目して本当にフリーター夫婦の生活のままでいいのか?メリットはあるのか考えていきます。

(平成29年度)の国民年金保険料は一律、月額16,490円。

フリーターの国民年金と正社員の厚生年金の比較

フリーターは定職でないので、自分で毎月国民年金を払う義務があります。

  • 国民年金(第一号被保険者)
  • 支払金額:月額16,490円(平成29年度現在)
  • 将来支払われる公的年金の中で、支払われる金額は最小

これで生活を続けるのはきついです。

フリーターの年金の将来的問題

今現在も政府が年金の具体的財源確保の策を作っていないので、年金として残っている額はどんどん減っていってます。

高齢者が年々増えているのに対し、子供の数がへっているので、年金財源の全体金額も減っていきます。つまり年金払い損という結果が生れてくると予想されています。

年金に頼らず、自分の貯蓄を増やすことが一番望ましいけど、フリーターのままあったら生涯年収は200万円台から抜けきれないじじつもあります。

年収が底辺で毎月の生活もギリギリで余裕がないのに、どうやって自分たちの老後の資金をふやすのでしょうか?。

まとめ低年収のフリーター夫婦のまま生活を続けているのは本当に危険

40年間、厚生年金保険料の支払いをした場合の計算をすると、ざっと次のような結果が今現在でています。

1人ぐらし:月額平均最低13万円

夫婦2人暮らし:月額平均最低20万円以上

厚生年金の一カ月の支給額からみても1か月年金だけで暮らしていける時代はすでに終わってます。

しかし、国民年金だけの支給のフリーターよりは生活の保障がされていることは歴然としています。

厚生年金をもらっていてもいまはバイトしている高齢者が増えている時代です。

体力が衰え、バイトの種類も数もぐっと減っている60代以上になったときに、生活費を補填するために月10万円以上を継続的に安定して稼ぐのは厳しい条件です。

バイトがいつも採用される年齢でもないし。

こういった年金生活のことも考えると、フリーター夫婦のままで本当にいいと思いますか?

少しでも老後のことを間あげ保証された安定した将来を送れるように、早めに正社員への再就職か、手に職をつけて自営業へ進路変更したほうが身のためです。

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